日本彩生-失われた縄文を求めて-

東京を離れ地方へ移住。古代縄文に想いを馳せながら、現代ニホンと融和させることを目指す人のブログ。

北海道への渡航にフェリーをすすめる理由

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本州から北海道へ渡航する方法は、大きく分けると3つあります。

 

1つ目は飛行機です。言うまでもなく最もスタンダードな移動手段であり、LCCを使えば数千円台でお手軽かつ最短での旅行が叶います。2つ目は新幹線です。新幹線での移動は、東北以北の人にとっては利便性の高い移動手段といえますが、それよりも遠方の人の場合、時間も費用もそこそこかかってきます。そのため、新幹線による北海道旅行は、あくまでも移動と旅をセットで楽しむ人向きであるという見方が一般的のように思います。また、北海道側の終着駅が函館近辺であるため、函館から先のエリアの旅行を計画している場合は、ここから先の移動手段を別途考える必要がありますね。

 

と、ここまではわりとスタンダードな渡航手段ですよね。

 

そして3つ目がフェリーによる渡航なのですが、もし「自由に北海道を移動しながら気ままな旅をしたい」と考えるなら、北海道内の移動は「車またはバイク(もしくは自転車)」であることが必須条件であるといえます。北海道旅行を旅先に考えたとき、その旅のいちばんの醍醐味は時間を気にせず気ままに食や自然を満喫することだと思うのです。それを北海道で心ゆくまま叶えるには、自分で移動する手段を確保することをまず念頭に置おく必要があります。

 

nihonsaisei.hatenadiary.com

 

 

そして、もし現地でレンタカーを借りずにマイカーやバイクなどを持ち込む場合、北海道への渡航手段はフェリー1択となります。その理由からも、フェリーを渡航の候補に入れてしまうことをおすすめします。

 

また、春から秋にかけての時期は、北海道では観光の最盛期を迎えます。もし、現地でレンタカーを借りることを予定しているなら、早めに予約しておくことをおすすめします。特にキャンピングカーなどの宿泊可能な大型車両は、近年は大変人気があります。もし車中泊を視野に入れている場合などは、早め早めに動いておくことをおすすめします。

 

ここからは、フェリーでの移動についてより具体的に絞り込んでいきます。

 

2021年現在、北海道と本州の都市間を旅客輸送を目的に運行しているフェリー会社はいくつかありますが、運行しているフェリー会社は年によってバラつきがあるので、それぞれで調べておく必要があります。どの都市から乗船するのか、またはどの都市で下船するのかを比較して検討する必要があります。

 

運行航路は、以下の通りです。 

現在のところ、道内では主に上記4都市でのフェリー利用が可能です。

 

フェリーによる北海道への渡航で、いわば一大拠点となっているのが苫小牧であると言っても過言ではないくらい、本数も航路数も他都市と比べてもダントツの1位です。苫小牧は、道内各方面へ移動するにあたってとても利便性の高い場所に位置しているため、確かに発着本数が多いというのも納得です。

 

また、苫小牧は車で30分ほどの近距離に新千歳空港があります。なので、「車だけ先にフェリーで移動(無人航送)させて人間は後から飛行機で」なんてこともできてしまいます。フェリーは1度乗ってしまうと乗船時間が確かに長いので、そこにストレスを感じてしまう人にとっても無人航送は非常におすすめです。

 

船旅をゆっくり楽しむもよし、車だけ船で移送するもよし。もちろん、カバン1つで身軽に旅行するのも楽しいですけれどね。

 

以上が、私がフェリーをおすすめする理由です。これからの季節、太陽の光を存分に浴びながらどこまでも続く大地を風を切って走るドライブは格別な気分ですよ。この夏は、北海道を楽しんでみませんか?